機器・器具配置

空気調和・衛生設備CADシンボル基準「SHASE-S001-2005」を搭載しています。
設備機器ライブラリは、「設備機器 ”Stem” Ver8.0」を搭載しています。
詳細寸法を指定するパラメトリック配置や一括配置ができます。

ルート作画

平面だけで簡単にルート作画ができます。
ルートサイズは、流速・動水勾配等や圧力損失・風速等により計算されます。
またエルボや分岐チーズ、ホッパー、立上下げ継手などが自動発生します。
また断面図からも作画可能で、 作画と同時に3次元CGが作成されます。

  • レベル変更すると自動で継手が発生します。
    連続作画時、継手同士がぶつかる箇所は赤色表示されます。
  • 機器・器具に設定されている接続点とサイズを取得し、ルートを作画します。
  • 作画時に指定したレベル基準位置(上端,芯,下端)を元に、サイズ注釈のレベルが作画されます。
  • ルート同士の接続は、多彩なパターン候補から適切なパターンで接続できます。

  • パターン接続


  • 保温材の厚さを表示することが可能です。
    作画した保温材は3次元CGで色・透過度を変更できます。
    保温材を図面上に表示して可視化することにより、納まりチェックの精度が向上します。

  • NEW 保温材表示

技術計算

制気口算定、自動ルート作画等の技術計算シミュレーションにより設計業務を支援します。
自動ルートでは、複数の機器・器具から、負荷単位・風量を取得し、サイズ計算を行いながら自動作画します。(給水計算、排水枝計算、ダクトサイズ計算)

アイソメ

平面図からアイソメ図を自動作画します。
配管・ダクトのサイズ、長さ、流量、風量なども同時に作画し、隠線処理もできます。

編集

機器・器具編集

配置済みの複数の機器・器具に対して、一括で機器・器具の置き換えや配置角度・倍率変更等の編集ができます。
機器・器具を移動すると、接続されたルートも連動して移動・伸縮します。
仕様変更などにともなう図面の修正にもすぐに対応でき、大幅な時間短縮ができます。

ルート編集

作画済みのルートに対して、ルート移動、ルート変形、ルート伸縮、直管割・ダクト割、ダクトの面・芯揃え、継手変更、管端変更、サイズ変更、レベル変更、用途変更、材質変更等の豊富な編集機能で、図面の修正にスピーディーに対応できます。
サイズ、レベル、材質、用途等を変更すれば、注釈文字も自動で変更します。
指定区間によるルート変更は、必要な継手も自動発生します。
また寸法値の変更で、機器・器具やルートが連動して移動します。
さらに隠線順位の入替や隠線部分の復元等もできます。

ルートの複線化・単線化

単線ルートを一括で複線化、複線ルートを一括で単線化することができます。
竣工図化では、竣工図に適した立上下げ継ぎ手処理も可能です。

仕上げ

図面内に作画した機器・器具を検索し、衛生器具リストや制気口リストを自動で作画できます。
ペーパーレイアウト上でもルートに注釈文字や記号が直接作画できます。
その他、多数の仕上げ機能を搭載しています。

インサート、吊ボルト

機器・器具やルートにインサート・吊りボルトを自動作画します。
寸法一括作画、材料集計に対応。
3次元CGも表示され、実際の現場に近い状態での取り合い確認ができます。

スリーブ

CADEWA Real で作画した建築図と直管の交差位置にスリーブを作画します。
スリーブ図を簡単に作図できます。
スリーブ寸法一括作画や、スリーブサイズ、レベル、長さの変更ができます。

材料集計・ルート金額算出

材料集計では器具の個数、ルートの材料や長さ、ダクトの板厚毎の面積などを自動集計できます。
また保温材、施工場所毎の集計やフレキの本数単位での集計も可能です。
集計結果はExcel形式やCSV形式、CI-NET形式で出力できます。
ルート金額算出では指定範囲部材の概算金額を算出できます。
作画済みの数量集計ファイルから合算出力、増減比率比較が可能です。

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